ヨハネはこの黙示録で様々な幻を見ますが、四~六章では天における情景を見ます。
七章では神のしもべとして額に印をおされている人が十四万四千人登場します。この数字は象徴的に受け取るべきで、その実際の数字に捕らわれる必要はありません(ある異端は重要視します)。大切なのは信じるすべての国民、部族、民族が集められて神様と子羊(イエス・キリスト)の前に立ち、群衆は一つとなって礼拝するということです。
イスラエル人も異邦人も関係なく、御国においては子羊(イエス・キリスト)が群衆を牧します。そして、人々は永遠に枯れることがないいのちの泉で潤されます。また今まで通ってきた全ての苦しみ、悲しみ、涙してきたことはぬぐい取っていただけます。
私たちが天に目を向けて、御国における希望と御国で行われる礼拝を覚える時、今ある困難や苦難を乗り越えていく力と希望が与えられるのです。
(山口 翼)
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