ピリポはステパノと同じく選ばれた七人のうちの一人でエルサレム教会の執事でした。ピリポはステパノが殉教した後、エルサレムを離れて伝道しました。
ある時、ピリポは主の使いによってガザに向かうように命じられ、彼はそれに従って向かいました。その途中で馬車に乗っているエチオピアの高官と出会います。その時、高官はイザヤ書を読んでいましたが、その意味が分からずにいましたが、ピリポは高官にその内容がイエス・キリストを指していることを説明します。その説明を聞いた高官はその場でイエス様を信じ、近くにあった水のある場所でバプテスマを受けました。ピリポはその後、その場から消えますが、高官は喜びながら帰途についたのです。
ピリポが伝道したように、神様は私たちを通してみことばを宣べ伝えようとしています。神様は出会わせてくださる人に対して伝道する力を与えられます。ですから、私たちはイエス様の福音を宣べ伝える者とならせていただきましょう。
(山口 翼)