イエス・キリストを信じる人々が大勢起こされて、弟子達だけではこれらの人々を世話をすることができなくなりました。
そこで、御霊と知恵に満たされた7人が選び出されました。その一人がステパノでした。ステパノは、人々の間で大いなる不思議としるしを行い、イエス・キリストを伝えました。しかし、このステパノを良く思わない人達がいました。彼らは民衆と長老たち、律法学者たちを先導し、ステパノを襲い捕らえ、最高法院へと連れて行きました。
ステパノは大勢の人の前で弁明を始めます。旧約聖書から、イスラエル民族の歴史を振り返り、ユダヤ人がこれまで大切にしてきたことに間違いを指摘します。これを聞いた人達は怒り殺到し、ステパノに対して無許可の死刑( 石打ち刑)を執行したのです。ステパノは最初の殉教者となりました。 現代も同じように信仰するのを反対する人がいます。私たちはそのような人たちに対して怒るのでなく、御霊と知恵に満たされて、対処していく必要があります。
(山口 翼)