ペテロとヨハネは神殿で生まれつき足が不自由な人を見かけ、彼に対して「イエス・キリストの名によって立ち上がりなさい」と命じました。するとこの人は立って歩けるようになりました。ペテロは人々に向かって、この奇跡はイエス・キリストが行ったことであり、信じるようにと語ります。そして、大勢の人々が信じたのです。
指導者たち、長老、律法学者たちはペテロとヨハネを捕まえ、彼らに尋問します。「何の権威によってこれをしているのか」。ペテロは聖霊に満たされて、「イエス・キリスト以外に救いはない」と告げます。その隣には足を癒やされた人も立っており、指導者たちは何の反論もできませんでした。しかし、ペテロとヨハネを脅して、イエス・キリストについて語ってはならないと命じました。
このように信仰しているが故に迫害、暴力や脅しも受けることがないとも限りません。しかし、私たちは聖霊に満たされて、信仰に立ち続け、神様に聞き従う者とならせていただきましょう。
(山口 翼)
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